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箸とチョッカラク-ことばと文化の日韓比較 [本(韓国事情]

『箸とチョッカラク』
任栄哲(日本語学、社会言語学)
大修館書店(2004)


言葉から日韓の心の違いがわかる名著。内容も実証的。

韓国では柔らかい相手への指示が挨拶として通じる。
店で服を買う。
店員は「きれいに着てください!」といい、
客も「たくさん売ってください」といって去る。
人間関係の干渉度の高さを示すのだろう。

あいづちの日韓の違い。
韓国人は日本人のあいづちを発話の促進と誤解する。
目上あるいはフォーマルな場で話すときあいづちが増える日本人に対し、
韓国人はあいづちが減る。目上の言葉は黙って聞くのが韓国人の礼儀。
ちなみに一分間のあいづち数は、日本人18、韓国人11、アメリカ人6。

アイコンタクトの日韓米の違い。
日本人は相手の目を基本的に見ない。
韓国人は相手の目を直視するが、
目上の人に叱られたときは相手の目を見ない。
ところがアングロサクソン系アメリカ人では、
叱られたとき目を逸らすと過ちを認めたことになってしまう。

できないときは言い訳するのが韓国人。
理由を説明してこそ誠実と考える。
というかこの方が普通で、
言い訳しないのをよしとする日本人が異常という気がする。
理由を黙っていたら理解できないのだから。

主語の省略は日韓共通とされるが、実は日本語の方が多い。
クレヨンしんちゃんは韓国で放送されると、
一人称使用が日本より1.8倍になった。

韓国人は目下や同輩の場合には不満や迷惑を述べて断るという。
日本人が体験するとまずびっくりするだろう。
韓国人は、不平不満など負の感情を表現して相手にぶつけることに、
抵抗が少ないようだ。

韓国では、大きなケーキを切り分けずに、みんなでつついて食べる。
ケーキは鍋かよ!と思ったが、映画でもそういうシーンを見た。

韓国人の身体距離は日本人よりも短い。
合宿では、部屋が広いのにみんなで集まり、くっついて寝るのである。
"集まって生きるバラバラになったら死ぬ"ってやつですね。

韓国人の自画自賛率は日本人の7倍。
相手に褒められたとき、日本人は否定するが、
韓国人は肯定する方向へと運ぶ。
褒め言葉を盛り上げることで、親しみを表現するのである。
これは関西でのボケとツッコミに通じる一つの技法であるという。

『いま、あなたの子どもが揺れている』
李星鎬(教育学者)
東京書籍(1997)


どうということなし。

子どもの夕飯のリクエストに、
感情的理由を並べ立てて断る母親が韓国的だ。
"暑いでしょ、私がどんなに大変かわかるでしょ"
と、母親が子どもにストレートに感情をぶつけているのが、
いかにも韓国人らしい。

『韓国数学史』
金容雲(数学者)
槙書店(1978)


資料。
慶州の瞻星台は東洋最古の現存する天文台。
中国の幻の古代ゲーム六博は、韓国にユンノリとして残ったという。

タグ:任栄哲
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