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われ敗れたり-コンピュータ棋戦のすべてを語る [本(将棋]

『われ敗れたり-コンピュータ棋戦のすべてを語る』
米長邦雄(元将棋棋士名人)
中央公論新社(2012)


佐藤康光の"米長先生そこに正座してください"
は凄いな。

若手棋士にボンクラーズと対戦させる。
一手30秒ではプロ棋士もほとんど勝てない。
タイトル保持者二人含むという。
当時の若手のタイトルホルダーは、
渡辺と広瀬しかいないわけで、
早指しでは二人とも既にコンピュータに勝てないわけだ。
早指しでは天才的な羽生でも既に苦しいのかもしれない。

米長自身は、
一分将棋で勝率一割
三時間で三局指して一勝二敗という。
米長自身の棋力は既にプロの平均より弱いから、
3時間以上の持ち時間の通常の対局なら、
コンピュータはプロ棋士の平均ぐらいと見て良いようだ。

ボンクラーズが解けない五手詰めの詰将棋。
飛車角歩は必ず成るとプログラムされている。
入玉すると必ず勝てる。

62玉を奇手と思う人に反論するつもりはないといいながら、
大量に反論を書いている。(笑)
負けた理由を一言でいえば私が弱かったからといい、
言い訳しないといいながら
写真を撮られて精神的ロスだとか、
前立腺ガンという病気を抱えながらの戦いだとか言い訳して
これは言い訳ではないという。(笑)
支離滅裂だが相当悔しいというのはよくわかる。

6二玉は保木さんのアイディア。
コンピュータが持つすべての序盤データを無効化する一手。

作戦はわかるが、
コンピュータにとっては定跡と一手違うのも全く違うのも同じなので
6二玉のように極端に定跡を外す必要はなかったと思う。
果たして入玉狙いの作戦が最善手だったかどうか。

80手目の同歩が悪手
82手目の44歩も悪手
88手目45歩が本当の敗着らしい。

・今日の一言(本文より)
知己知彼,百戰百勝。
敵を知り己を知れば百戦危うからず。
상대를 알고 자신을 알면 싸움에 있어 지지않는다.
Know yourself, know your opponent;in a hundred battles, win a hundred victories.
He who has a thorough knowledge of the enemy and himself is bound to win in all battles.

タグ:米長邦雄
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